田んぼに植えられた苗は、ぐんぐんと根を伸ばし、夏に葉を増やすのをやめると穂をつくりはじめます。

葉のサヤを割って穂が伸びる、いわゆる出穂(しゅっすい)が起きます。

出穂が起き始めて2~3日、毎年8月初めの夏の早朝に、穂先に写真のような白い小さな花をつけます。

目的は受粉。米の受粉は昆虫の力を借りるのではなく、風の力で行われるため、お米の花には花びらがありません。

穂についている緑色の 「籾」から「雄しべ」が出ると、花粉が風に吹かれて飛びます。

それから2時間くらいで、籾は雄しべを残して閉じてしまいます。

開花はたったの2時間。

そして全部の花が咲き終わるまで7日間です。

平成5年の大冷害ではこのお米の花は咲きませんでした。

花の咲く短い時間は、お米が実るためにとても大切な時間です。

この受粉がおわると約1カ月ほどかけて、硬い実(お米)が出来ていきます。

 

 

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蕪栗米生産組合の放射能検査は、「日本穀物検定協会」に依頼しており、規制の20/1である5ベクレル/kg 以下を自主規制とし、すべて不検出分析試験結果を頂いております。また、第三者分析機関で検査を行うことで、自社検査などと異なり、高い検出感度の結果が得られ、検査結果の信頼性が高まることになると考えております。どうぞ安心ください。

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蕪栗米生産組合

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