生産物のご紹介
蕪栗米生産組合は、宮城県大崎市を中心として、無農薬・低農薬有機栽培に取り組んでいる生産者の農産物(米、野菜)を扱っています。
蕪栗のお米
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- ササニシキ
- ササニシキは、イネの品種の1つ。水稲農林150号(旧系統名、東北78号)。
1963年に宮城県古川農業試験場でハツニシキ(奥羽224号)とササシグレの掛け合わせにより誕生した。
コシヒカリと比較すると、あまり粘らないあっさりした食感で、冷えても食味が落ちにくいのが特徴。
寿司米に適し、寿司店によってはササニシキ使用をセールスポイントにしている。弁当などに使用する米としても最適である。
良食味だが、生産量は少なく、その多くが自家で消費されるか、親類縁者への贈答品とされて消費される。
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- つや姫
- 1998年に山形県立農業試験場庄内支場(現・山形県農業総合研究センター水田農業試験場)で、父:東北164号・母:山形70号として、交配が行われ27粒を採種。
その後、世代促進を行った後代を選抜・育成し、2005年の雑種第9代に山形97号の地方番号を付与し、奨励品種決定調査等の各種試験に供試した。
2008年に山形県で奨励品種に指定採用された以降、以下の県で指定・検討が行われている。
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- ひとめぼれ
- ひとめぼれは、イネの品種の1つ。水稲農林313号(旧系統名、東北143号)。
1981年(昭和56年)宮城県古川農業試験場において、良食味と耐冷性を併せ持つ品種の育成を目的としたコシヒカリと初星との交配から育成が開始された。
1991年に水稲農林313号「ひとめぼれ」として命名登録され、1992年に種苗法による品種登録がなされた(登録番号 第3045号)。
1993年の大冷害で大きな打撃をうけたササニシキからの転換品種として作付け面積を伸ばし、1994年には全国作付け2位となった。
食味が良いことやコシヒカリより栽培が容易なこともあり、寒冷地以外でも作付けされるようになっている。