お知らせ

メダカの越冬

2022.03.04

冬の間、田んぼの生きものは土や泥に潜ったり用水路や小川で暮らしています。

昔の田んぼは、冬でも水を張っていたのでいたので田んぼ暮らすことが出来たのですが、

現代はこのような「ふゆみずたんぼ」は減少し、殆どの田んぼは全ての水を抜いた乾田となっています。

しかし、生きものたちは、このような環境でもいなくなってしまったわけではありません。

今回は用水路でメダカを調査しました。水温が低い季節には、用水路の深みで動かずにじっとしていますが、太陽の日差しの時間が長くなり水温が上がり始めると、メダカたちが動き出します。

ここ数年の田んぼの基盤整備により農業の効率は良くなってきていますが、やはり工事は生態系に影響を与えるようでメダカの数が少なくなってきています。

立派に整備されたコンクリートの水路はメダカには暮らしにくい環境のようです。

蕪栗米生産組合は土水路、又はビオトープや生きものが避難できる水のある場所を確保しています。

※田んぼの生きものの譲渡、販売は一切行っておりません。

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